金の相場について
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金相場は毎日価格変動し価格表示は純金の24金の1グラムあたりで表されます。
18金は24金二比べ金の含有率が低いので、当然評価額は下がります。純金含有率が下がるにつれて、金買取価格も当然下がっていきますが、金買取専門店では独自の価格表が設けられていることが多いようです。
店舗により価格表は当然ことなりますので、店頭やHPなどで買取価格を比較検討してみましょう。

相場の変動要因について

金の相場価格は、世界中の政治・経済(金利動向、株式・債券動向、ファンドマネーや年金動向など)によって大きく変動しています。
金は世界中に広く分布していますが、これまで16万トンとも言われる重量の流通していると言われています。
そのため、残りの採掘可能な金の総量は年々減少しており、希少価値とともに枯渇してしまうとさらに価格が高騰する可能性もあります。そのためすでに大変高額な金額で取引されており、富裕層を中心に資産として保有されているといわれています。( 純金だけでなく、18金などにも買取相場があります。)

金の需要について

美しい輝きを放つ金は歴史的にみても多くの君主が金を独占し記念碑などを残してきました。
日本でも中尊寺金色堂などが有名ですが、小判などのように貨幣として流通したこともあり、明治政府により金本位制が採用された時代もあったというのは大変興味深いことだと思います。。
金の加工用需要としては宝飾品やエレクトロニクス、歯科、メダルやコイン、その他の産業に分別されますが、歴史的な宝飾品やコインなどを始め、数多くのアクセサリーやインゴット、また金の特性を生かした工業利用や医療利用など、今もなお幅広い需要があります。
また、インドでは結婚必須品として大量の需要があり今後さらに需要の拡大が予測されています。

金の供給について

南アフリカなどは非常に有名な産出国ですが、そのほかの国でも今もなお大量に金が採掘・精製加工されています。7割以上はすでに発掘されていると言われる金。天然資源の金なので市場においてはどんどん希少価値が上がり、需要に比して供給が少ないため、買い手が減るまで価格が上がる一方となるため常に高値がつきやすい傾向にあると言えます。

18金の相場について

日本では18金のジュエリーが一般的ですが、買取店によりレートが異なるという点は注意が必要です。
精製するときに減る重さとその価格の他にも溶解したり不純物を取り除いたりするための費用や手数料などが価格差の要因となります。
実質的には18金の価格は金の相場と連動するため毎日変動しますので、日々変動すると考えて構いません。